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親のがんを子供に告知する

私のがんの手術をしたあとずっと考え続けていたことは、私の病気を子供にいつどうやって説明するかだった。

当時小学生と中学生。
幼児ではないから話せばわかる。そうすると事の深刻性もわかる。
がんは治る病気と言ってもやはり死に近い。

抗がん剤を飲んでいたので副作用で吐いたり、寝たり、起きたり。
この様子に
「何の薬を飲んでいるの?」
「胃腸の動きを良くする薬だよ」
「薬を飲んでいるのに具合が悪いのはどうして?」
「さあーどうしてかなー」
時々こんな会話が交わされる。

ホントのことを言えずに誤魔化すのはとても嫌だった。

夫は何年か先に「実はあれはがんだった」っと言えばいいと言います。
私は誤魔化すのは嫌だったのと、再発した場合はホントのことを言わざるおえなくなる。
その時はゆっくり話す余裕はなく残りの時間は少ないと思った。

いろいろ考えた結果、抗がん剤がすべて終わる術後3年に話す事になった。

それまでに県立がんセンターから子供に告知する為の小雑誌を送っていただいた。
これはもともと海外で編集されたものらしく、翻訳が少し奇妙なところもあったがとても参考になった。

子供への説明は
病気の状態。
今すぐは死なないこと。
病気は遺伝しないこと。
あなたたち(子供たち)のせいで病気になったわけではないこと。
子供たちを大切に思っていること。
今まで誤魔化したことのおわび。

子供たちは「何だか変だ」と思っていたが、まさかがんだとは思っていなかった。
少し動揺したようだが冷静に説明を聞いてくれた。

子供たちにホントのことを説明できたこと、抗がん剤が終わったことでこの年は気持ちがすっと軽くなった。

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